先生からみた『いい子』である価値は本当のところどうなのか」

ブログのポイント

1.「かつては、いい学校を出ればいい人生が約束されていた」

2.「言われた通りにできる人」

3.「これからの教育がすべきこと」

4.「実は大昔からすでにされていたこと」

5.「デパート現場では」



1.「かつては、いい学校を出ればいい人生が約束されていた」

教育を取り巻く環境が時代と共に変わりつつあります。

 

 昔は、とにかく暗記する力のある子が勝ち、そうでない子が残念な結果を手にしていたことも多かったでしょう。

 

 言われたことをきちんと行う子の評価が高く、そうでない子の評価が低かったでしょう。

 

今は、というより、これからはどうでしょうか。

 

 今まではそれらの子たちはいい成績をおさめることができていました。

 

 また、社会に出る際にも比較的いい職場にありつけました。



2.「言われた通りにできる人」

これからは、ちと違います。

 

 ただ言われたことを淡々とやるだけの人は、人工知能にあっという間に仕事を奪われてしまいます。ですから、そういう人に給料を支払う価値がなくなります。

 

 ルール通りにきちんと仕事をこなす人はどうでしょうか。これも人工知能に仕事を丸ごと持っていかれてしまうでしょう。たとえどんなに合格するのが困難な資格をもっていないとできない仕事であったとしても。

 

 教科書は理解している必要があります。ここは普遍的です。

 

しかし、理解しているだけで、その内容を正確に吐き出すことのできる人が今まで評価が高かったのですが、今後は教科書の知識を運用できるかどうか、運用して結果を出せるかどうかが評価の分かれ目になってきます。

 

そういう社会になりつつあるからです。

 

ですから、「聞いていません」とか「知りません」でまったく動こうとしない人材は今後すべて人工知能に取って代わられ、給料を手にすることができなくなってしまいます。



3.「これからの教育がすべきこと」

聞いていなかったとしても、知らなかったとしても、それはそれで別に構わない。そこから聞いた上で、知った上で、もともと聞いていたり知っていた人よりもよりよいものをアウトプットできればいいのです。

 

そういう人を一人でも多く育てていくのが、これからの教育の仕事でしょう。

 

その訓練を小中高で実践し、さらに大学で高度なレベルにおいて仕上げればいいのだと思っています。



4.「実は大昔からすでにされていたこと」

今までになかった新しい教育の価値観のように感じられますが、大昔からそれらが教育の上で実践され社会で実用されていたはずです。

 

 ただ、産業革命以降、決められたことをひたすらきちんと行うことのできる人や、きわめて短時間に知らなかったことを頭に詰め込み、それを機械的に吐き出すことのできる人が重要視されたために、暗記が得意な人が優位に立っただけのことです。

 

 短時間で知識を詰め込むことができれば、それだけ早くモノを作る現場に赴くことができ、少しでも多く利潤が出ます。言われたことをきちんとできる人が多くなれば、その分歩留まり率が高くなり、これも利潤につながります。


5.「デパート現場では」

お客さんの好みをたくさん頭に詰め込んでいる店員さんがいれば、来店客は自分のことを覚えていてくれることに喜びを感じ、再購入につながります。

 

 しかし、今後は(というより今現在もすでにそうですが)、それらは情報端末ですべて管理できますし、管理・運用されることがより当たり前となります。

 

 それよりも、他にないものを創り出したり、顧客の心に響くおもてなしをしたりするのは人工知能では取って代わることのできないものではないでしょうか。

 

 機転のきく振る舞いが瞬時にできるかどうか。さらに、その振る舞いを機械が行っているのではなく、生身の人間が行っているか。そこが大事になってきます。

 

 「聞いていません」「習っていません」でフリーズする子を、みずから進んで解決しより進んだアウトプットを創り出せる人に変えていくことが、これからの教育のすべき道です。

 

 (ちなみに、それは「アクティブラーニング」といって、今現在教育現場で進められている指導法ですが…)

 

 心に響くかどうか。そこだけは人間が人間に対してしか行うことのできないことであり、それを追求できる人がより豊かな人生を送ることのできる世の中にますます変わっていくことだと僕は考えています。

 

 機械に「勉強をしよう」と怒られても、一ミリも心に響きません。

 

 だって、機械ですから。

 

 でも、生身の人間から「勉強をしよう」と怒られれば、響く可能性はゼロではありません。

 

 百貨店に行って、こざっぱりした店員から

 

 「そちらより、こちらのほうがかっこよく(かわいく)見えますよ」

 

 と言われたら、「そうかあ…がんばって買ってみようかな」と心が動きます。

 

 でも、これがロボットの(でも、見かけは人間と見紛うぐらいよくできた)店員から

 

 「お似合いですよ。でも、こちらの服がさらに15パーセントかわいく見えます」

 

 と言われても「どうせ機械が言ってるしなあ…」と思ってしまうでしょう。



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